月: 2024年7月

1カ月を切った、高生研大阪大会! ゲストが「〇〇すぎる!?」交流会

今夏、8月2日~4日まで大阪商業大学で開催される、高生研夏の全国大会。鈴木大裕さんの記念講演会から様々な分科会が開かれます。毎年、自然発生的に開催されている交流会ですが、今回は入念な下準備をしている交流会があります。その交流会では、「ゼータクすぎる!?」「すごすぎる!?」「飲みすぎる!?」などなど5人のゲストをお招きし、「講演会」ではなく「交流会」をコンセプトに準備を進めています。ゲストを囲み、楽しくお話しをきき、語り合い、そして食べ飲みしましょう、という企画です。

交流会のテーマ;「教育」で地域をつくる/学校現場の声が伝わる

<ゲスト紹介(※以下は各ゲストに一番「近い」実行委員メンバーからの紹介)>
・梅北瑞輝さん
多くの学校が「東大(進学)」「甲子園(部活)」「しつけ(厳しい指導)」のどれかを特色としてめざしているなか、梅北さんの勤務校(飯野高校)では、学校玄関に大きく「探究」の実績。その中心として「探究」分野のパイオニアとして全国的に有名、また、「一般社団法人えびのびと代表理事」「地域みらい留学理事」「えびの市企業支援センター起業家応援団」など、地域在住在勤者としてさまざまな顔で学校の内と外とを「つなぐ人」です。

・鈴木大裕さん
アメリカの大学院で学んだ教育研究者が、突如地域おこし協力隊員としてやってきたのは高知県土佐町。銘酒「桂月」醸造の地で、『日本の教育の未来を考え飲んで語り合う合宿』を連続開催、その後、土佐町議に立候補し2期連続トップ当選した。大裕さんの目ざす「教育を軸としたまちづくり」の現状と未来は? 新自由主義への対抗軸=「土佐町モデル」を描く実践をもとに、参加された皆さんと意見を交わします。

・久保敬さん
元大阪市立小学校校長。コロナ禍でオンライン授業をせよという当時の松井大阪市長からの「お達し」に対して、それに振り回される立場の現場校長として送った「提言」が大きな波紋を呼びました。朝日新聞での連載記事とそれをまとめた「僕の好きな先生」でも有名ですが、連休中に映画『阿賀に生きる』関連のイベントで新潟に行った時に、久保さんがいたのは驚きました。伝説の「超腹話術」も必見!

・榎原佳江さん
大阪の府立高校で教諭として勤務。その授業は「ユニーク」かつ「大人になっても忘れない」と評判です(元教え子談)。また、「スクールボイスプロジェクト(SVP)」の理事として、教職員の声を「見える化」したり、教職員の対話やつながりで学校や社会をより良くするため活動中。メディアにもたびたび出演されていますが、face to faceの交流会だからこそわかる、榎原さんのパワフルさ・行動力・人間的な魅力に刺激を受けること間違いなし!!

・佐藤功さん
33年間の大阪府立高校教員時代、高生研大会でも報告された「車イスMAPづくり」や主権者教育など「ひと・もの・こと」をつなげる実践多々。その後、大阪大学教員として5年間、西日本豪雨の復興支援をきっかけに、地域と複数大学の教員・学生で連携し、「消滅予告」されたまちで探究型教育によるまちづくりを行っている。復興支援日本酒『緒方洪庵』プロジェクト等の語りに乞うご期待。本交流会はじめ、隙あらばオモロイこと企画中。

 上記、紹介文からも今回の交流会のゲストが豪華すぎることが伝わってくると思います。今回の交流会の趣旨は、エライ先生方のお話しを有難くいただくということではなく、ゲストと参加者が、お互い顔の見える距離で語り合おうというものです。
現段階では全体会会場(大阪商業大学)近くのイタリアンレストランを貸切って飲食付きでやろうと考えています。今回の交流会は、ゲスト5人と全国から公募中の「実行委員」10人、そして申込者(事前申込枠10名、当日若干名)で行いますが、あくまでも「交流会」であるということをご承知ください。交流会の会費は、時価(飲食、謝金込みで5000円程度を想定)となります。続報は、「高生研HP」の「大阪大会応援ブログ」にてお知らせしますので、ご確認ください。また、高生研全国大会への参加申込(1日でも可)が当交流会参加の必須条件ですので、必ず高生研全国大会への申込を済ませてから、当交流会への参加申込を行ってください。

※当交流会「実行委員」全国公募中~taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jpまで(手間ヒマかかるけど、一番オイシイのが実行委員)
※事前申込Google Formsで受付中!
 8月1日(木)締切。ただし定員に達し次第終了。どうぞお早目に。
https://docs.google.com/forms/d/1mInmbAttag6lm_CON5s7yduUWJQNfwcDZZ6EhYngtRQ/edit

当交流会参加申込QRコード → 

大阪 富永

オンラインでも実施する分科会について

オンライン実施希望フォーム(〜6/30)から得られた投稿から
以下の分科会でハイブリッド形式で実施することになりました。
8/3の午前について
1 [ HR ] ジェットコースターマジック 大矢 由加(大阪)
3 [授業] 「公共」における主権者教育の試み 井出教子・ 中江彬文 (京都)
4 [授業] 「冤罪」から出発する法教育の可能性 佐藤 岬平(大阪)

8/3の午後について
5 [ HR ] 「生きる」という意味で健全な場を作る 内藤 美紀(東京)
6 [ HR ] 細分化された人間関係に、集団づくりをしかける 鈴木 誠一(大阪)
7 [授業] “楽しく深められる”授業を求めて~歴史教材の発掘と考える歴史への転換~ 櫻井 颯(静岡)

問題別は、
1 ルールメイキングによる校則改定のとりくみ 長野仁志(大阪)
2 新高生研の生活指導を探って 相良武紀(豪)、望月一枝(栃木)、藤本幹人(滋賀)
4 「弱さ」の共有、ケアコミュニティと自治的世界 内藤実践(和光高校)を元に 森 俊二(埼玉)、内藤美紀(東京)

それぞれの分科会のPR文はリーフレットから。
オンライン参加の申込はこちらのリンクから。
オンライン参加を申し込まれた方には、全ての分科会を収録した(オンラインで実施される分科会以外の分科会も収録。)大会紀要PDFファイルがダウンロードに可能(7月末日を目処)となります。
対面ではどうしても参加できない方は是非、ご検討ください!  

高生研全国大会オンラインフォーム担当 安藤