名古屋・近郊 観光スポット紹介

 高校現役を退いて、もう4年余り、おかげで、高校教育現場的発想で書くことがすっかりできなくなってしまいました。

 新聞紙上などでは、このところ「君が代」斉唱問題が盛んに報じられています。大阪府議会が、「君が代起立条例」を可決したとか、橋下府知事が、この件で懲戒免職処分を含む「処分基準条例」を9月府議会で制定する意向だとか、最高裁が「君が代処分合憲判決」を出したとか、とても気がかりな動向です。でも、この問題では、いわば当事者の方もおられると思いますので、私があえて論評すべきことでもないか、と思ってしまいます。(非常勤を務めている大学の講義では、学生のみなさんにできるだけ正確な情報やその見方を話していかなければ、と思っています。)

 そんなわけで、今回もまた、「閑話休題」ですが、素人考えによる、「名古屋・近郊観光スポット」を少し紹介したいと思います。

 大阪高生研の「アフター・ツアー 世界遺産 白川郷の旅」素晴らしいですね。合掌造りを満喫された後は、時間があれば「高山市内見学」とか、「奥飛騨温泉郷」でもう1泊、ロープウェイで西穂高中腹まで登るとか、「乗鞍山頂へ行く」とか、「安房トンネル」を通って上高地まで行ってみるとか、周辺にも魅力的なところがいっぱいあります。よい旅をなさってください。

 ところで、「名古屋観光スポット」 まず、名古屋は初めてという方には、必須の場所は「名古屋城」です。大同大学からは、名鉄電車で金山へ、ここで地下鉄に乗り換えて、「市役所前」下車、徒歩10分ほどで名古屋城です。ほぼ、年中無休ですので、8月8日(月)午後でも、十分見ることができます。元の天守閣は「金の鯱鉾」もろとも、空襲で焼けおちてしまいました。今あるのは戦後つくられたものですが、「鯱鉾」も立派に復元されています。中はゆかりの美術品の展示場で、なかなか素晴らしいです。域内では、「本丸御殿再

建工事」が進行中、天守閣は「コンクリート製・エレベーター付き」ですが、「本丸御殿」は木造で、かつての姿を忠実に復元するようです。

 名古屋城の後は、地下鉄で2区、栄へ戻って、「テレビ塔」に登るのもいいかもしれません。展望台からは名古屋の全域が眺望できます。「後泊」される方は、テレビ等から夜景を楽しむというのもあります。「節電」でやや暗いかもしれませんが・・・。

「栄」のついでですが、名古屋は地下街も有名、「栄」と「名古屋駅」にかなりの規模の地下街があります。ショッピングもいいのですが、代表的な名古屋めし「味噌煮込みうどん」(山本屋)や、ちょっと「お茶する」にもいいです。私が時々行く喫茶店は「コンパル」という店ですが、「小倉トースト」なるものがあります。トーストの上に餡を乗せただけのシンプルな食べ物ですが、妙においしいのです。

「東山動植物園」や、「名古屋港水族館」も見る価値ありと思いますが、動植物園は月曜日休館、翌日でないと入れません。水族館は夏休み期間中無休です。開館時間も夜8時まで、金山から地下鉄で終点「名古屋港」までいけば徒歩5分ほどです。最高の呼び物は「しゃち」でしたが、メスの「ナミ」が、今年1月に死んでしまい、今はレプリカしかありません。名古屋港水族館はウミガメの研究で有名です。

 ウミガメと言えば、知多半島の先端近く、名鉄電車の知多新線・知多奥田駅(日本福祉大学・同付属高校の最寄り駅)を降りて徒歩15分ほどのところに、「南知多ビーチランド」という水族館があり、ここでもウミガメの飼育や、人工孵化を行っています。知多半島や渥美半島にはアカウミガメが産卵する浜があり、ちょうど今頃が産卵時期です。夏には人工孵化でかえった子ガメを放流しています。なお、近くに「杉本健吉美術館」(美浜緑苑駅下車)もあります。

 最近話題の博物館を2つ紹介します。一つは今年3月にJR東海が開館した「リニア・鉄道観」(名古屋駅からあおなみ線という鉄道に乗って終点の金城ふ頭駅で降りて徒歩2分、火曜日休館)です。蒸気機関車・新幹線電車・超電導リニアの実物や、鉄道ジオラマなどが展示されていて、鉄道ファンには見逃せない施設かもしれません。

 もう一つは「名古屋市科学館」(金山から地下鉄で栄へ、ここで乗り換えて名古屋駅方向へ1区、伏見で降りるとすぐ)です。最新・最大のプラネタリウム「ブラザーアール」が、公開されています。

 「科学館」の隣が「名古屋市美術館」です。9月4日まで「レンブラント 光の探求 闇の誘惑」という企画展を行っています。ほぼ同時開催で、「豊田市美術館」(豊田市)で、「フェルメール『地理学者』とオランダ・フランドル絵画展」を開催しています。

 ついでに名古屋・近郊の美術館ですが、栄には「愛知県美術館」が、その少し南には「松坂屋美術館」(百貨店松坂屋南館)があります。松坂屋美術館は8月7日まで、「昭和・メモリアル 与勇輝 展」ですが、県美術館は「福島原発事故」の「風評被害」というべきか(外国からの作品搬入が不可能になった)、8月に予定していた企画展が開催できなくなってしまいました。

 東区には、「徳川美術館」(JR中央線 大曽根駅から徒歩約15分)という、ややユニークな美術館があります。金の「茶室」とか、尾張徳川家に伝わる数多くの「宝物」が所蔵・展示されていますが、最高は「源氏物語絵巻」です。ただしこの本物は季節限定でしか見ることができません。毎年、秋です。

 その他小さな美術館ですが、地下鉄池下駅の近くに「古川美術館」というのがあります。その筋向いに「古川為三郎記念館」という邸宅と日本庭園が公開されています。市内とは思えないほど静かでゆったりとした空間です。

 愛知県には、「メナード美術館」(小牧市)、「荻須高徳美術館」(清須市)、「三岸節子美術館」(一宮市)などもあります。

 愛知県内有数の観光地は、木曽川沿いの犬山市(全国学力・学習状況調査不参加でもよく知られた)です。国宝犬山城、国宝茶室有楽苑・如庵、木曽川うかい、街角の散策路、犬山モンキーパーク(京大霊長類研究所)、近くに明治村、リトルワールドなど、観光スポットが数多くあります。犬山城へ行くには名鉄電車犬山線で、犬山遊園下車が便利です。明治村もお薦めですが、名鉄犬山駅からバスに乗り継ぎます(本数は一時間に2本ほど)。名古屋駅バスセンターから直通バスも出ていますが、本数が少ないので要注意です。

「観光スポット」と言いながら、美術館が多くを占めてしまいました。私の好み中心で、申し訳ありません。

柴田順三   

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