全国大会を哲学<その1>開催地を自由に発想する

アンドウです。

このブログで週一、日曜日の担当になっています。毎週となると、私が記事を書き続けるかは分かりませんが、「現地より」としてお付き合いよろしくお願いします。

前回、名古屋弁のタイトルにについて説明しましたが、少し間違い(付け加え)があることに気づきました。名古屋弁の「ちゃっと」には、「急いで」という意味もあるのです。「チャチャチャと物事を済ます」の、「チャッと」の意味です。

「何?そんなに急がないといけないの?」と言われそうですが、ブログともども、ぼちぼち行きたいと思います。ご心配なく。

今回から、大会事務局長として高生研の全国大会を「哲学」していることを連載していきたいと思います。哲学といっても、確信に至ることは伝えられないかも知れません。それでも、曲がり角に来ている高生研として全国大会を今後考えていく上で、多少言葉に残しておく価値があるのではないかという考えがあってのことです。

まず、全国大会の開催形式について。

高生研は、その昔(約50年前?!)、全生研の大会から分かれて開催する経緯をたどってきたわけですが、その頃の大会の形式は基本的に大きな人数を受け入れ可能な温泉地などの観光宿泊施設で行われることがほとんどでした。高生研も全国各地で大会が行われ、その多くが温泉地などのホテルで行われていました。しかし、この場合、参加申し込みと同時に宿泊施設の申し込みも行うことになり、大会申し込み受付の負担は尋常なモノではありません。旅行会社を通す方法もとられていたとは思いますが、大会予算の切り盛りを考えると、業者任せというわけにはいかなかっただろうと想像します。

そこで打ち出されたのが、宿泊施設を大会参加者自らで予約する「都市型大会」です。都市で大会を行うと宿泊施設はいくらでも確保できます。安い宿を押さえてもいいし、この時ばかりはと、奮発してもかまいません。そんな「都市型大会」が、高生研で正式に実施されたのは2005年の東京大会でした。

その後、熊本、青森、大阪、札幌と5年間でほとんどが、都市方大会として行われてきました。

ここで見ておきたいのは、東京大会の翌年、滋賀の大会です。「おごと温泉」で行われた大会ではありましたが、京都や大津にかなり近いのでその意味では日帰りで参加した人も多かったのではないでしょうか。現に、隣に位置する三重県から日帰りで参加する人が複数いました。温泉地で行われましたが、都市型の性質を併せ持つ開催地であったように思います。

参加者が求める全国大会の開催場所は、2種類に分かれるのではないでしょうか。1つは、行きやすくて、気楽に宿が取れる都市型。そしてもう1つは、移動なしの会場と宿泊一体型(ホテル旅館型)。後者の魅力は、朝から晩までゆっくりたっぷり学習ができるというもので、一昔前の主流だったもの。全国大会を「特別」と割り切って考えるのであれば、今も魅力はあります。しかし、参加者の多様なニーズがあるのは事実。昔のように「大会はあの旅館でやるしかない」という勢いにはなりません。また、時代を生き残っていくために旅館ホテルの経営も一筋縄でいかないと思います。大きな旅館やホテルといった施設は減っているのではないでしょうか。

やむなく、都市型大会を指向せざるを得ない状況となるのです。

それでも、こんなことを考えてしまいます。

「都市近郊温泉地開催、宿泊は各自で!」

その意味で、2006年の滋賀大会は、都市型大会の狭間で行われた、ちょっとヒントになる大会だったのかも知れませんね。

次回、開催地にからむ大会運営の自立と依存を書きたいと思います。

全国大会を哲学<その1>開催地を自由に発想する” への2件のフィードバック

  1. 岸田です。アンドウさ~ん、「哲学」をありがとうございます~!!私にとっては50年間も続いてきたということが十分「歴史」である高生研。初参加させていただいた先月の全国委員会で「今後」が話し合われていて、全体像が見えずよくわからなかったというのが正直なところです。これからの「連載」(?)楽しみにしています。「多様なニーズ」というのはこれからいろいろなシチュエーションでキーになるのかもしれないと思います。身近で感じるのは「常識の多様化」です。

  2. 岸田です。50年と聞くだけで、私には「歴史」でもありますとコメントしましたが、大阪の前代表のTさんから「今度の近ブロは30回目だよ」と教えていただきました。「ブロックゼミ」が30回、三府県が毎年当番を代わりあってやってきたのだと思うとこれもまたすごいことだと思いました。アンドウさんの次回記事、楽しみです。

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