最後の最後までクオリティを上げよう

 沖縄高生研の照屋です。慌ただしかった1学期もようやく終わり、今週から学校は夏休みに入ります。ただし、同時に夏季講座も始まります。午前中の4コマだけですが、前期二週間、二週間の休みをはさんで後期二週間という日程です。実質的に完全な休みは二週間程度なので、生徒たちはもちろんですが、僕ら教員も「夏休み」というよりは、「夏季講座の間に休みがある」という感じです。1学期終業式の後、早速三者面談も始まります。早朝の講座をこなした後、16時過ぎまで三者面談が続くので、担任は大変です。
 さて、6月19(日)・20(月)でのうちのクラスの劇の話。うちの生徒たちはK(台本・舞台監督・演技指導ほぼ全ての面で関わっていた)を中心に劇を完成させようと奮闘していました。しかし、前日の音響業者との打ち合わせやリハーサルではあまりうまくいかず、また衣装も完成していませんでした。文化際前日、下校時間ギリギリまで話し合いをしたり衣装や各道具を作っていましたが、完成出来ずに不安を残したままみんな帰宅しました。当日の朝6:30、衣装作成メンバーと役者が5名登校し、家庭科被服室でミシンを使いながら衣装を作り始めました。うちのクラスの初日の出番が最初(オープニングで10:30開演)だったので、朝から衣装を作る必要があったからです。和やかな雰囲気の中、1時間ほどでようやく全ての衣装が完成しました。準備は整いました。あとは本番を全力で演じるだけです。さて、8:50の開会式は体育館ですが…..衣装作成のTが、「先生、Kがまだ来てない!」、僕「えぇ!?」彼女が来ないと、かなり困る事になります。急な発熱か、
 それとも力尽きたのか,,,,,,,もし休んだらどうしようか,,,,考えていたら、開会式開始直前で、ダッシュで体育館に入ってきました。よかった。さて、いよいよ本番。体育館には三分の二ほどの観客が入ってました。みんなで円陣を組んで気合い!の後、幕が上がりました。いくつかの場面で、役者のセリフ抜けや音響のタイミングがずれる等のトラブルはありましたが、完成度は高かったと思います。一回目の終了後、中心メンバーが集まって本番での映像を確認し、うまくいった所や改善すべき所を話し合いました。生徒たちはそれぞれ文化祭を楽しみながらも、各班で衣装作り。照明・音響の再打ち合わせ・脚本の手直し等、翌日の公演に向けて作業を始めました。結局、その日も下校時間ギリギリまで作業や話し合いが続いていました。二日目の公演。一日目に比べてミスもほとんどなく、クォリティも高まった劇になりました。みんなをまとめ、時には嫌われ役になったKにもようやく笑顔が見られ、友達と文化祭を楽しんでいました。生徒たちはもちろん、僕自身にとっても、色んな事を学べた文化祭でした。それでは来月、全国大会で会いましょう。

いくつものハプニングを乗り越えて

 沖縄高生研の照屋です。沖縄は梅雨が明けて、連日最高気温が32~33℃という暑さが続いています。うちの学校では(2・3学年6クラス、1学年5クラス)、学校全体を冷やすために、2つの大きな冷房機があります。でも、そのうちの1台が調子悪くて、僕がいる英語科LL教室はその「調子悪い」冷房機の管轄なので、冷房がONになっても(朝7:35~)恐らく気温は30℃前後で、生暖かいです。窓を開けた方が涼しいほどです。生徒たちはLL教室で授業を受ける時は「暑い~!」の連呼です。特に体育の後は、制服で汗だくになり、うちわ片手で授業を受けています。
 今年の夏も、なんとか乗り切れるかな?
 さて、6月19(日)・20(月)、文化際が開催されました。前回のブログでも伝えたように、うちのクラスではオリジナル脚本で劇をやりました。当初は「学校全体を使っての『宝探し』」をやる予定でしたが、最終的には体育館舞台での劇をやる事に決定しました。本番まではあまり時間がなかったんですが、うちの学校では「文化際準備期間」というのがあります。通常の日程では60分の6校時授業ですが(6校時終了が16:35)、6月8日(水)からはそれを50分授業にして7校時が「文化際準備」に割り当てられます。脚本は出来上がっていたようですが、この7校時の時間帯に出来る準備は役者の立ち稽古と大(小)道具作成がほとんどです。衣装はまだ素材が揃ってなくて、照明や音響は体育館でのリハーサルでしか練習が出来ない状態でした。クラス内の役割ですが、台本作成・演出・舞台監督を一人の子(K)が担当していました。過重な役割分担だったと思いますが、クラスの子たちは「Kがそう言うなら、そうしよう」という雰囲気でした。衣装・大道具・音響・照明….各部署で、リーダーが自然に決まっていたようでした。僕が出来る事は、「校外への買い出し」と「練習・作成」風景の写真を撮って、それを学級通信に載せることぐらいでした。土日も役者の練習や大道具作成で学校に来ていた子たちもいました。もちろん僕も学校へ来てサポートしました。が……やはりトラブルはつきものです。それらも含めて、本番はどうだったのか?
 詳しくは次回のブログで報告します。

年に一度の汚れ落とし

 こんにちは。沖縄高生研の照屋です。沖縄は梅雨入りしました。程よく(?)雨が降っているので少なくとも水不足に悩まされることはなさそうです。うちの学校では来月中旬に文化祭があります。僕のクラスでは、オリジナル脚本での劇をやる事になりました。今のところ生徒たちが自主的に動いているので、僕は出来る事だけをサポートしているといったところです。

 さて、沖縄県の高校では、いわゆる「ワックス清掃作業」という清掃活動を年1回行います。

 午後の授業をカットして行います。まず教室内や廊下を清掃後、机や椅子、教卓等全ての物を外へ出します。その後、「ポリッシャー(円形のブラシが回転して床を磨き上げる機械。操作がなかなか難しい)」や「スカッチブライト」を使って床をゴシゴシ磨きあげ、水を流して洗い、ぞうきんやワイパーで水分を拭き取ります。床が完全に乾いた後、「ワックス」を薄~く均等に塗布し、それが完全に乾いたら、外に出した物を教室に入れて完了です。2月に行う学校が多いんですが、うちの学校は7月中旬に行います。まるまる3時間ほどかかります。ほぼ全ての生徒が、真剣かつ楽しそうにやります。最初の床磨き作業は、洗剤を使うので生徒たちや先生たちは裸足です。気をつけないと滑って転びます。実際、「すってんころりん」して頭を強打し、出血した生徒もいたそうです。

 でも、僕ら先生たちも含めてみんな楽しそうです。普段の授業では見ることの出来ない生徒たちの一面や(学校生活ではとても静かな生徒が、テキパキ仕切ったりする)、先生方の案外おっちょこちょいな姿(僕も含めて)があちこちで見られます。気合いを入れて床を磨くと、びっくりするほど汚れが落ちますが、わざと「模様」が浮かび上がるような磨き方をするクラスもありました。

 去年までは全体を取りまとめる立場でしたが、今年は担任として生徒たちとワイワイガヤガヤしながらピカピカにしようと思います。次回のブログは、文化祭について書くつもりです。

ちょっと困った

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。今年、4年振りの担任です。現任校では初めての担任なので毎日パタパタしています。あれこれHRとして取り組みたい事があるのに、手が回らない日々が続いてます。落ち着いたらクラスの事も報告します。
さて、前回の続きで、2年前の事。6月中旬の文化祭終了後、大量のダンボールや資源ゴミ、燃えるゴミ等が出ましたが、美化委員の生徒たちと僕ら環境美化の教員たちの連携で概ねスムーズにゴミ処理を終える事ができました。しかし、それらゴミの中には「どうやって捨てようかな?…」と迷ったものもありました。例えば、「お化け屋敷」で、入場者達を怖がらせようとして使った「マネキン(女性・しかもスキンヘッド!)」でした。使用したクラスが処分し忘れたのか、学校4階の机と椅子を保管してある倉庫に、8ヶ月ほど保管(?)されてました。一度、夕方暗くなってからたまたまその倉庫へ机を取ろうと入ったら、そこにマネキンがあるとわかってても、少し怖かったです。結局、年度末に産業廃棄物として捨てる事になりました。学年度末の全体清掃時、生徒たちが掃除をしている中で、僕はそのマネキンを両手で抱えて廃棄物専用のコンテナまで運びましたが、会う生徒たちはみんなギョッとしてました。遠くから見ると、まるで僕が女性を誘拐でもしているような感じだったかもしれません。
廃棄用コンテナの中に入れるときも、そのままではスペースを取り過ぎるので、頭・胴体・腕・脚をそれぞれ取り外しましたが、なんだかバラバラ殺人みたいで、スプラッター映画の一場面のようでした。
次回は、沖縄県のほぼ全ての学校で一年に1回はやると思われる「(大がかりな?)ある作業」について報告します。

現任校:これまでとこれから

こんにちは。沖縄高生研の照屋です。先日、イギリス研修生徒引率から帰ってきました。
去年の大阪大会応援ブログでも報告しましたが、現地の一般家庭で生徒たちは2週間のホームステイプログラムで、僕もホームステイしました。今回もとても有意義で、地元の高校でそこの生徒たちと一緒に授業を受けたり、大英博物館やカンタベリー大聖堂、ビッグ・ベンやバッキンガム宮殿など、世界史の資料集でしか見たことがない荘厳な建物も見学することができました。僕のホストマザーは85歳の元気なおばあちゃんでした。料理はもちろん、車も運転(マニュアル車)し、孫たちやひ孫たち、旧来の友達たちとも活発に交流していました。旦那さんを4年前に亡くし、今では一人暮らしですが、それでホームステイを引き受けることが出来るんだと笑っていました。
僕の名前は発音するのが難しいらしく、「あつし」と言えずに、どうしても「a tissue?」になってました。生徒たちも滞在中に体調を崩すこともなく元気&積極的で、多くの事を学んだようです。
さて、現任校で勤務してから三年がすぎました。4月からは、担任です。
今回のブログは「担任奮闘記」を中心に書いていこうかと思ってますが、担任としての取り組みは5月頃にならないと書けないと思うので、今回と次回は、僕が関わった「環境美化係」としての業務について書いてみたいと思います。 
僕が二年間所属した環境美化(環境保健)部は、ざっくり説明すると① 学校美化(清掃や校内外美化等)② 保健(保健管理や健康診断等)③ 健康指導(学校保健・学校安全計画・性やエイズ薬物乱用に関する講演会企画等)④ 教育相談(教育相談・HR担任や教科担任との連絡調整等)等の業務を受け持つ分掌です。僕が受け持ったのは①で、校内外の清掃指導に加えて、入学・卒業式での清掃計画・各行事ごとに大量に出るゴミの分別指導、7月に行われるワックス作業等が主な業務でした。
ここで、うちの学校の日課を説明します。60分授業の時は最後の授業が終わるのが16:35で、その後SHR(16:40~16:45)、清掃(16:45~17:00)というスケジュールです。
55分授業の時は最後の授業終了は16:05、SHR(16:10~16:15)、清掃(16:15~16:30)。
さらに50分授業の時は最後の授業終了が15:35、SHR(15:40~15:55)、清掃(15:45~16:00)。学校によっては清掃を先にやってSHRという順番もあるようですが、うちはSHRの後に清掃です。校内は全ての教室でスリッパで(生徒用玄関で履き替える)、ガムを捨てる生徒や空きカン・ペットボトルを放置する生徒もあまりいないので、校内はキレイな方だと思います。
生徒たちも真面目な子たちが多いので、一生懸命掃除します。
さて、1学期には僕が運営する大きな仕事が二つあります。「文化祭後に出る(大量の)資源ゴミ等の分別指導」と、「校内ワックス作業の企画運営」です。例年、うちの学校では6月中旬に文化祭を行います。体育館での劇やミュージカル、模擬店、お化け屋敷に迷路やクラス掲示等、様々な出し物がありますが、同時に大量のゴミがでます。特に多いのが、ダンボールとベニヤ板です。お化け屋敷や迷路、そしてクラス掲示、それに劇でもダンボールやベニヤ板は必要なので、各クラスでかなりの量のダンボールがでます。それらダンボールも含めて、生ゴミ(模擬店やPTAが食品を販売)や燃えるゴミ・空きカン・ペットボトル等の分別や搬入場所を、まず棒ら教員が決めます。それ以降は、各クラスの美化委員(各クラス2名)を集めて美化委員会を開き、分別方法や時間帯、搬入場所等を説明・クラス掲示してもらいます。あとはこぼ美化委員の生徒たちがクラスでリーダーシップを取ってくれるので、文化祭後のゴミ収集は、少なくとも僕が関わった二年間では特に大きな混乱はなかったです。ただし、「お化け屋敷」や「迷路」を行うクラスは、文化祭終了後の後片付けで(おおげさに言うと)そのクラスの「まとまり具合」と「担任の段取り力」が問われます。文化祭終了後、片付け時間が二時間近くあり、その後に後夜祭があります。
片付け時間内にうまくダンボールを片付け出来ないと後夜祭に間に合わないだけでなく、後夜祭の後も片付けが待っているからです。文化祭終了後の代休明けに、その教室で通常通りの授業が出来ないと困るからです。後夜祭までにキッチリ片付けが終わっていると、「さすが○○先生!」
と言われ、間に合わないと「○○先生!しっかり!」と言わる事があります(もちろん僕ら環境美化の教員たちも、ダンボール片付けを手伝いますが)。
さて、昨年の文化祭終了後、処分にちょっと困った「ゴミ」がありました。
それは(続きは次回)